
気づかれにくい障害
知的障害、言語障害、学習障害などは、外見では判断ができない障害でありる。一見して分かる障害、例えば車いすを必要とするような身体障害とは、同じ障害という括りの中であって全く性質が異なっている。
更に、ひとたびコミュニケーションをとれば相手に伝わる障害程度と、じっくりその人を観察して見えてくる障害程度とでは、これも全く違った性質だ。
また、ある部分での能力が高い場合に、障害の部分がそれに覆い隠されてしまうこともある。数字に対しては驚くような能力を発揮しているが、コミュニケーションが取りにくい人など、身近に障害でなくてもこういった傾向の人間はいる。
もくじ
1.著書について
2.障害は重たさがイコール困難さではない
3.発達障害グレーゾーンの生活における困難
4.どんな向き合い方をしていけばいいか
1.著書について
2.障害は重たさがイコール困難さではない
自身が発達障害ではないかと疑ったことはないでしょうか。私はあります。なぜそう思ったかを考えてみると、生活の中でどうしても変えられない自分に困ったことがあるから。
実際に検査を受けたりはしていませんが、きっと「ADHDの傾向がある」と言われる気がします。多分私だけではなく、人間のグラデーションの中で、皆がこんな具合なのだと思います。
その中でも、ぎりぎり社会生活に支障をきたしたり、なんとかなったりする「障害の程度」があり、それがこの「グレーゾーン」だと知りました。
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